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慰謝料

財産分与

養育費

離婚成立後に慰謝料・財産分与・養育費を請求できますか?

公開日:2020.05.12

この記事の目次

[ Q ]離婚が成立しましたが、慰謝料、財産分与や養育費はこれから請求することはできますか?

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[ A ]離婚が成立した後であっても、離婚時にこれらの権利を放棄していない限りは、請求することができます。

ただし、それぞれに請求期限等がありますので、注意が必要です。

慰謝料の請求期限

慰謝料は、離婚成立後3年間は請求することができます。不法行為に基づく損害賠償請求は、不法行為の終わったときから3年間で時効消滅するからです(民法724条)

財産分与の請求期限

財産分与は、離婚成立後2年間は請求することができます(民法768条)
なお、何らかの事情で財産分与されなかった夫婦の共有財産がある場合、離婚成立後2年経過した後であっても、財産分与請求として、または共有物分割請求として、財産を分ける余地もありますので、このような難しい課題については弁護士にご相談ください。

養育費の請求期限

最後に、養育費についてです。

一般的に子が成人するまでの期間、毎月順次発生する(毎月、その月の養育費が発生する)権利なのですが、離婚後請求していない期間については、過去の養育費をさかのぼっては認めてもらえないことが多いです。

また、一度請求したとしても、支払いがなされないまま5年経過してしまうと、時効により、養育費請求権は順次消滅していきます(現民法166条、改正前民法169条)

また、離婚時に離婚協議書や公正証書で養育費の支払義務を定めたとしても、養育費が支払われなくなってから5年が経過すると、その全体としての養育費請求権がすべて時効消滅してしまう(民法168条)ので、注意が必要です。

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