解決事例
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離婚せず夫婦関係を円満に調整する内容の合意(別居卒婚合意)ができた事例

公開日:2021.02.24

この事例の目次

当事務所が関与した夫婦間トラブルに関するご依頼案件の中で、別居卒婚解決事例を、ご報告いたします。

事案の概要と経緯

配偶者(相手方)から離婚を求められている依頼者様からのご依頼でした。

依頼者様は、離婚しないことを前提とした紛争解決を希望されていました。

弁護士の活動

当事務所の弁護士が、夫婦関係円満交渉事件として受任しました。

その上で、相手方に対し、夫婦関係は破綻していないことを証する事実を示すとともに、双方に反省すべき点があること、夫婦関係を従前の関係に修復する余地があることへの理解を求めました。

数回の交渉経過を経て、相手方にも依頼者様の想いを理解してもらい、離婚せず(別居をしたまま婚姻関係は維持する)、夫婦関係を円満に調整する内容の合意書(別居卒婚合意)の締結に至りました。

結果

契約書面には、正式な法律用語ではなく社会的にもまだ一般的に認知されてはいない「卒婚」というワードは盛り込みませんでしたが、内容的には別居卒婚の内容での合意ができ、依頼者様の希望する「離婚」の回避を実現することができました。

夫婦関係を維持するためには、今後も双方の努力が必要ですが、卒婚での合意をすることによって、夫婦の危機を乗り越えるきっかけになったのではないかと思います。

さいごに

夫婦関係がうまくいかなくなった時、「離婚」しか選択肢がない、と思われている方が多いかもしれません。

当事務所は、離婚以外の選択肢として、「卒婚」の可能性も検討しております。卒婚によって、夫婦の危機を乗り越えられることもあるかもしれません。気になる方はぜひ当事務所へお問い合わせください。

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