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財産分与

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財産分与とは

公開日:2019.01.10

この記事の目次

財産分与とは、離婚した夫婦の一方が他方に対して財産を分与することをいいます(768条、771条)

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定義上も明らかなとおり、離婚せずに財産分与を求めることはできません。一方で、必ずしも離婚と同時に財産分与を行わなければならないわけではなく、離婚後に改めて財産分与を請求することもできます(ただし、離婚時から2年間)。

財産分与の性格

財産分与には、清算的財産分与扶養的財産分与慰謝料的財産分与3つの性質があるとされています。

(1)清算的財産分与とは

夫婦が婚姻期間中に築き上げた財産を、婚姻の終了に伴い清算し、それぞれに単独で帰属させることをいいます。

不動産や預貯金、保険などを分割するもので、一般的に財産分与としてイメージされている性質のものです。

(2)扶養的財産分与とは

あまりなじみがないかもしれませんが、夫婦の一方が離婚後、経済的に困窮することが見込まれる場合に、これを考慮して行われる性質のものです。

例えば、高齢の夫婦で、夫が開業医、妻が専業主婦だった場合に、離婚により、妻側は突然生活のすべを失うことが考えられます。このように離婚後の生活のサポートが必要な場合に、その必要性を考慮して行われる性質の財産分与を清算的財産分与といいます。

(3)慰謝料的財産分与とは

財産分与の中で、慰謝料的な要素を加味して行われる場合をいいます。

例えば、夫婦の一方に暴力行為があったことを理由に離婚をする際、財産分与とは別に暴力行為に基づく慰謝料請求をすることも可能です。
もっとも、慰謝料請求は、精神的苦痛を金銭評価して請求するものであり、暴力や怪我による苦痛の程度にもよりますが、一定の幅(いわゆる相場)での金銭賠償を求めるにとどまります。

慰謝料的財産分与は、このような慰謝料請求を財産分与の中で加味して、住居を一方に引き渡したり、分与割合に反映させたりと、柔軟に解決しうる点で違いが生じうることになります。

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